アメリカのタートオプティカルのメガネ種類一覧

アメリカのタートオプティカルのメガネ種類一覧

こんにちは。タートオプティカル(Tart Optical)社のメガネを紹介します。

 

タートオプティカルのメガネ種類一覧

タートオプティカル社は1970年代に消滅しました。

2010年台に入り、アメリカ・日本で復刻版が続々登場。この投稿では、「ヴィンテージ品」と、当時のタートオプティカル社の親族であるリチャード・タート氏の創業した「JULIUS TART OPTICAL」の商品を紹介します。

 

ARNEL (アーネル)

ジェームズ・ディーンやジョニー・デップの愛用モデル。シンプルなデザインで、仕事でもプライベートでもつけやすいです。

タートのアーネル1

 

ヴィンテージのアーネルは徐々に値段が上がり、2005年頃には1万円以下で買えましたが、2016年現在、ebayで5万円ほどです。(べっ甲カラーのデッドストックの場合)

タートのアーネル2

 

ARNEL55

ジュリアス・タートオプティカルの製品、「アーネル55」は、ジェームズ・ディーンに捧げた名前です。

ジェームズはアーネルを日常的につけていて、1955年になくなったので、アーネル55という名前になりました。

タートのアーネル4

イタリア製のハンドメイド。全体の形は同じですが、リベットの形がオリジナルと若干違います。

シンプルなデザインで合わせやすく、カッコイイです。

タートのアーネル7

 

ジェームズ・ディーンについて

ジェームズ・ディーンは映画界における伝説の人物。

当時の若者は、ジェームズの髪型やファッションを真似しました。

ヘインズの白Tシャツや、リーバイス、リーのデニムが流行ったのもジェームズの影響です。

タートのアーネル4

24歳のとき、愛車のポルシェ・スパイダー550で事故を起こし、亡くなりました。

前方から走ってきたフォードと正面衝突し、首の骨を折ってしまったとのことです。

タートのアーネル6

 

F.D.R

F.D.Rはオリジナルとジュリアス・タートオプティカルで共に展開する製品。アメリカ合衆国23代大統領のフランクリン・デラノ・ルーズベルトから名前が取られました。

テンプルが太く、エッジの効いたフロントエンド。リベットは三点カシメ鋲で、個性あふれるデザインです。

タートのアーネル8

高級感があり、重厚です。

雰囲気が良く、ジュリアス・タートオプティカルの中でも人気です。

ヴィンテージは、市場でほとんど見かけません。

タートのアーネル9

 

ジーン・ハックマンとレディー・ガガが愛用

ヴィンテージのF.D.Rは1998年の映画『 エネミー・オブ・ザ・ステイツ 』で、ジーン・ハックマンが着用しました。

ジュリアス・タートオプティカルのF.D.Rは、レディ・ガガがプライベートや「Supreme」の広告で着用したことで有名になりました。

タートのアーネル10

(Supremeのポスターが見つかりませんでした)

F.D.Rは日本ではあまり知られてませんが、アメリカでは知名度が高いです。

 

COUNTDOWN

ヴィンテージで展開するカウントダウン。横長で、流線的な形は古さを感じさせません。

ヒンジは7枚蝶番で、製造された時代により鋲の形状が変わります。

これも日本ではあまり知られてませんが、アメリカでは、オールドモーターサイクル好きやオールディーズ好きから人気が高いです。

タートのアーネル11

 

P3(Fulvue)

ヴィンテージ品のP3は、ボストン形状のフレームを指します。

1950年代~1960年代には「FUL-VUE」と呼ばれました。

ちょっと前までデッドストックで5,000円ほどで買えましたが、今はもう少し高くなった模様。グレゴリー・ペックやアンディ・ウォーホルが着用しました。

タートのアーネル14

 

BRYAN

日本でも人気のブライアンはウディ・アレンが愛用していたことで有名です。

タートのアーネル13

フレームの天地が低めでシャープなデザイン。上リムのストレートに近くすっきりとした印象を与えます。

タートのアーネル14

ヴィンテージ品はほぼ出回りません。べっ甲カラーは特に珍しいです。

タートのアーネル15

 

Leading Liz (リズ)

ヴィンテージでちょくちょく見かける逸品です。

キャットアイ型で、1950年代の若者の不良スタイルとして人気でした。

タートのアーネル16

タートのアーネル17

タートのアーネル18

タートのアーネル19

まとめ

タートオプティカルのメガネを紹介しました。

たくさんあるので全部欲しくなっちゃいます。