Airbnbで備品を壊されたらどうすべき?対応まとめました|日本国内版

Airbnbで泊まった宿の椅子を壊してしまい、焦りました。
ホストに連絡すると、「気にしなくていいよ〜」とのこと。正直、「ごめん」で済ますのは気が引けます。
自分の体験を元に、Airbnbで備品を壊したらどうなるか、または壊されたらどうなるか書いていきます。
Airbnbで泊まった宿の椅子を壊した話
1ヶ月泊まった宿を出発する日、椅子に座ると「ビキビキビキ」との音が。椅子を破壊してしまいました。

「ホストに連絡しなくては!」と思い、連絡。「気にしなくていいよ」とのこと。優しいです。

ホストは僕に何も求めませんでしたが、「ごめん」で済ますには気が引けます。
「Airbnbで保証してもらえるの?」と聞くと、「よくわからない」とのこと。当時は今ほど保証制度が整っておらず、ホストは保証に未加入でした。(こういう場合、泣き寝入りが多い模様。)
示談でことなきを得た
壊した椅子はIKEAのトービアス。日本円で15,000円くらいです。

IKEA公式HPより引用
部屋を出るとき、申し訳程度に100マレーシアリンギット(3000円)を机に置き、ホストに連絡。ホストは「ありがとう」と言ってました。示談成立です。
3,000円はセコいですが、このときは収入が無いに等しく、自分にできる精一杯でした。言い訳失礼します。
現在、Airbnbには保証がある
ゲストが備品を壊してしまう話は「あるある」な模様。
備品を壊してしまったら、ホストに連絡し、対応方法を仰ぎましょう。
ゲストができることは少ないので、ここからは、ホスト目線で説明します。
日本独自の「日本ホスト保険」
Airbnbの保証サービスは「Airbnbが求める保証金(A)」と「ホストが求める保証金(B)」の2種類あります。
AもBもほとんど内容は変わりません。Aは、Airbnbの運営が「このホストには保証をつけた方がいいな」と判断すれば、自動で付与します。Bは、ホストが自主的に申請するものです。
日本は上記の保証サービス外で、代わりに「日本ホスト保険」があります。
日本ホスト保険とは?
ゲストがホストの所有・管理するものを破損させたり、ホストがリスティングに関してゲストやその他の第三者の財物破損・人身傷害について賠償責任やその他の費用を負担した場合、1億円まで保証する制度。窓口は損害保険ジャパン株式会社です。
加入に関して保険料を支払う必要がなく、実質、自動加入。保険適用範囲は「対象宿泊施設」「ホスト」「ゲスト」です。
なにか損害があれば、保険があると思えば心強いです。
日本ホスト保険の請求方法
トラブルが起こったら、下記の流れで対応します。
1.証拠を集める
以下のものを用意しましょう。証拠は多ければ多いほどいいです。
など |
2.問題解決センター経由でゲストに連絡
Airbnbの専用ページ「問題解決センター」経由で、ゲストに連絡。
期限は、ゲストのチェックアウト日から14日以内か、次のゲストがチェックイン前(どちらか早い方が適用されます)。ゲストは連絡を受け取ったあと、72時間以内であれば、返事できます。
この段階では保険は登場せず、示談となります。
3.解決できなければ…Airbnb運営にお任せ
ホストと合意に至らなければ、Airbnb運営の登場です。
運営に連絡すれば、担当者が付き、対応してくれます。このとき、担当者が、保険を申請すべきかどうかを判断してくれるはずです。
まとめ
Airbnbで備品を壊した話と、対応方法でした。
Airbnbのトラブル対応は、コロコロ変わるので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
備品が壊れたときは、とにかく、「証拠集め」と「なるべく早い対応」が重要です。